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壊れたHDDのクローンを作成してPCを修復

■ハードディスクの破損によって起動しなくなったWindows 10 を何事もなかったかのように復旧することが出来ました。

ファイル 36-1.jpg

■最近のハードディスクは壊れにくくなりました。
ベアリングの破損、ヘッドの破損、HDCの故障、ディスクの劣化、・・・かつては様々な故障が発生しましたが、最近はほとんどディスクの劣化による読出し不能のみの状況となりました。
今回もWindowsは起動しないものの、「トラブルシューティング」は動く状態でした。
が、どのオプションも実行はできず、お手上げ状態。

ファイル 36-2.jpg

■今回トライした方法は、新しいハードディスクを用意、壊れたハードディスクのクローンを作成する方法。
Logitechの2ベイHDDスタンドのクローン作成機能を使ってハードディスクのクローンを作成。
LogitechのHDDスタンドのクローン作製は、壊れたHDDでも破損セクターをスキップしてコピーを作り、クローン作製を完遂するので、途中でギブアップすることなくクローンが作れます。
1TBの壊れたHDDのクローン作製には5時間余りかかりましたが完了することができました。

ファイル 36-3.jpg

■出来上がったクローンHDDをPCに取り付けSW ON、するとWindowsが起動しました。
が、起動できないエラーも3つほど表示されました。
でも、一応Windowsが動くので、何とかなりそうです。

次に、Windowsの修復です。
Windows のバージョンを確認すると、Windows 10 バージョン1803 でした。
Windowsの半期UpdateならWindowsが新バージョンで再構築されるので、エラーも解消すると予測。
Windows Update を実行すると、5月21日にリリースされたバージョン1903(May 2019 Update)が検出されたので適用。
5時間以上もかかりましたが、無事アップデートも完了し、エラーも完全に解消されました。
もちろん、ユーザーのデータ、クッキー、アプリケーションなどもすべて故障前のままに戻りました。

ファイル 36-4.jpg

■HDDの換装では、Windows 7以降Windowsのディスクイメージを作成して書き戻すということができるようになっていますが、最近は今回使ったようなデュプリケータでHDDのクローンを作成して換装する手法が使えるようになってきました。
うまく利用するととても有効ですね。

■HDDデュプリケータ(2ベイHDDスタンド)メーカーサイト
Logitech エラースキップ機能搭載 デュプリケータ LHR-2BDPU3ES
Logitech エラースキップ機能搭載 2BAY Dupulicator HDD/SSDスタンド LGB-2BDPU3ES

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