パソコンのコンビニ うふい のサポートブログです。パソコン、タブレット、スマホに関するサポート話題を発信しています。困っているときはお互いさま、お役に立てれば幸いです。

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USBでWindows10 バージョン1903 アップデート(May 2019 Update)が中断される

■5月21日にリリースされたWindows 10 May 2019 Update(Version 1903)、6月6日からWindows Updateで検出されるようになりました。また、Microsoftのサイトから「Media Creation Tool 1903」もダウンロードできるようになって、インストールメディアを作成することが可能になりました。

■Windows 10 PCの1台をVersion 1903にアップデートしてみました。

 メディアクリエーションツールをDLして実行すると、インストール前のチェック段階でエラーを表示し、中断してしまいました。
ファイル 37-1.jpg

「詳細についてはここをクリックしてください」をクリックすると、「USB デバイスまたは SD カードが接続されているコンピューター上で「この PC は Windows 10 にアップグレードできまぜん」というエラーが表示される」というマイクロソフトのページが出ます。
ファイル 37-2.jpg

要するに、USBメモリー、SDカードなどのドライブが接続されているとアップデートしません。ということらしい。
私のPCには Ready Boost 用にUSBメモリーを挿しっぱなしにしてあるのですが、それが引っかかったようです。
USBメモリーを取り外し、PCを再起動してから、再度Media Creation Tool 1903 を実行するとトラブル無しでアップデートが完了しました。

■バックアップ用やReady Boost用などでUSBメモリーが挿しっぱなしになっていると、Windows UpdateでVer1903に自動アップデートされることは永遠になさそうです。



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壊れたHDDのクローンを作成してPCを修復

■ハードディスクの破損によって起動しなくなったWindows 10 を何事もなかったかのように復旧することが出来ました。

ファイル 36-1.jpg

■最近のハードディスクは壊れにくくなりました。
ベアリングの破損、ヘッドの破損、HDCの故障、ディスクの劣化、・・・かつては様々な故障が発生しましたが、最近はほとんどディスクの劣化による読出し不能のみの状況となりました。
今回もWindowsは起動しないものの、「トラブルシューティング」は動く状態でした。
が、どのオプションも実行はできず、お手上げ状態。

ファイル 36-2.jpg

■今回トライした方法は、新しいハードディスクを用意、壊れたハードディスクのクローンを作成する方法。
Logitechの2ベイHDDスタンドのクローン作成機能を使ってハードディスクのクローンを作成。
LogitechのHDDスタンドのクローン作製は、壊れたHDDでも破損セクターをスキップしてコピーを作り、クローン作製を完遂するので、途中でギブアップすることなくクローンが作れます。
1TBの壊れたHDDのクローン作製には5時間余りかかりましたが完了することができました。

ファイル 36-3.jpg

■出来上がったクローンHDDをPCに取り付けSW ON、するとWindowsが起動しました。
が、起動できないエラーも3つほど表示されました。
でも、一応Windowsが動くので、何とかなりそうです。

次に、Windowsの修復です。
Windows のバージョンを確認すると、Windows 10 バージョン1803 でした。
Windowsの半期UpdateならWindowsが新バージョンで再構築されるので、エラーも解消すると予測。
Windows Update を実行すると、5月21日にリリースされたバージョン1903(May 2019 Update)が検出されたので適用。
5時間以上もかかりましたが、無事アップデートも完了し、エラーも完全に解消されました。
もちろん、ユーザーのデータ、クッキー、アプリケーションなどもすべて故障前のままに戻りました。

ファイル 36-4.jpg

■HDDの換装では、Windows 7以降Windowsのディスクイメージを作成して書き戻すということができるようになっていますが、最近は今回使ったようなデュプリケータでHDDのクローンを作成して換装する手法が使えるようになってきました。
うまく利用するととても有効ですね。

■HDDデュプリケータ(2ベイHDDスタンド)メーカーサイト
Logitech エラースキップ機能搭載 デュプリケータ LHR-2BDPU3ES
Logitech エラースキップ機能搭載 2BAY Dupulicator HDD/SSDスタンド LGB-2BDPU3ES

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Line友だち追加~初めての時はまず「QRコード」から

ライン(Line)の友だち追加、初めて追加する際に SMSで招待メールを送信すると、(1)のようなメール文になってしまう場合があります。
本来は(2)のようなメール文で、リンク先が専用URLになっています。
(1)のリンクを開いても友だち追加にはなりません。

ファイル 35-1.jpg

初めて友だち追加で招待する際には、一度「QRコード」を実行します。
(11)「友だち追加」をタップ
(12)「QRコード」をタップ

ファイル 35-2.jpg

(13)[マイQRコード]をタップ
(14) 自分専用のQRコード「マイQRコード」が表示されます。

ファイル 35-3.jpg

この「マイQRコード」には友だち追加のためのURLが含まれています。

自分専用URLは友だち招待メールを作成すると分かります。
「マイQRコード」画面から、
(15) メニューをタップ
(16)「メールで送信」をタップ
(17) メールアプリを選択(タップ)します。

ファイル 35-4.jpg

メールアプリに生成されたメール文の中に自分専用URLが載っているので、確認することが出来ます。
(18) Androidメールアプリの画面
(19) Gmailアプリの画面

ファイル 35-5.jpg

「QRコード」で作成された専用URLはLineアプリに保存されますので、以後は問題なく「招待」が使えるようになります。
(21)「招待」をタップ
(22)「SMS」をタップ
(23) SMSアプリに専用URLが載ったメール文が生成されます。

ファイル 35-6.jpg

※この記事はAndroidスマートフォン・タブレットのLINEアプリについてです。
※記事作成時のLINEアプリのバージョンは9.6.1です。


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Windowsの令和対応が完了したのは5月4日だった

元号が「令和」に変わったことによるWindows PCでの変更点を確認してみました。
和暦を使用すると5月1日から「令和」表示に変わるというWindowsの対応、Windows 10 バージョン1803までのエディションについては4月26日までに完了していたものの、バージョン1809は5月3日にリリースされ、実質Windowsの更新が実施され始めたのは5月4日でした。
Windows 10 バージョン1809については5月1日に間に合わなかったことになります。
さて、今回の令和対応でWindowsとOffice がどのように変わったかWindows 10 バージョン1809で確認してみました。

1.タスクバー右端にある日付(と時刻)の表示
Windowsのカレンダー表示を和暦にした場合の表示です。
和暦表示の切り替え(Windows10)は以下の要領で出来ます。
(1)右下の時計を右クリック
(2)[日付と時刻の調整(A)]クリック
(3)「設定」[地域]クリック
(4)「データ形式を変更する」クリック
(5)「データ形式を変更する」の「カレンダー」で[和暦]を選択
(6)[×]閉じる

オンマウスでこのように和暦表示に変わります(左)。また、日付(時刻)をクリックすると表示されるカレンダーの表示もこのように変わります(右)。
ファイル 33-1.jpg

2.Windowsの表示を「令和元年」にする
Windowsの和暦カレンダー表示で「令和1年」ではなく「令和元年」で表示させるには、KB4469068 日本の元号変更に関する Windows の更新プログラムについての「日本の新元号に対応している機能/元年対1年」項に記載のレジストリキーの変更が必要です。
KB4469068には次のように載っています。

Windows は、元号の 1 年目として “元年” と “1 年” の両方をサポートします。 サポート提供中の Windows 10 Version 1809 およびそれ以前のすべての Windows については、元年は既定でオフになりますが、有効にできます。

元年を有効にするには、[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Calendars\Japanese] で InitialEraYear レジストリ キーを “元年” に設定します。

ファイル 33-2.jpg
レジストリ キーを変更した後、PCを再起動すると有効になります。
今年(2019年)は「令和元年」、来年(2020年)は「令和2年」の表示になります。
短い形式の表示は「令和1/…」の表示で「令和元/…」にはなりません。

ファイル 33-3.jpg

3.日本語入力(IME)での変更
日本語入力(IME)の変換で“れいわ”→“令和”(全角2文字及び合字1文字)対応が追加されています。

ファイル 33-4.jpg

4.合字1文字「令和」はどこに追加されたか
明治・大正・昭和・平成と元号を1文字で表示する合字があり、令和も追加の処理がされました。
IMEパッドで確認できます。
追加された位置は、Unicode(基本多言語面)のカテゴリーの文字コード32FF です。
平成~明治は337B ~ 337E なので文字コードは連続していません。
また、シフトJISには追加されませんでした。

ファイル 33-5.jpg
令和の合字(1字で令和)が追加されたフォントは、マイクロソフトのフォント「游ゴシック、游明朝、MSゴシック、MS明朝」の範囲で、これら以外は対応していないので代替処理(游明朝Light 又は MS明朝に置き換わっている)がされます。

ファイル 33-6.jpg

5.エクセルの表示形式の対応
エクセルの表示形式は、日付で[和暦]を選択すると2019年5月1日以降が「令和」での表示になります。
なお、「令和1年」を「令和元年」で表示するには、表示形式のユーザー定義で
[<=43585][$-ja-JP]ggge"年"m"月"d"日";[>=43831]ggge"年"m"月"d"日";ggg"元年"m"月"d"日"
を設定して使用します。

エクセルの表示形式の変更については、マイクロソフトのOfficeサポート「日本の年号変更と元年」https://support.office.com/ja-jp/article/日本の元号変更と元年-c52091af-848d-481f-a861-26ae170f8dbd?ui=ja-JP&rs=ja-JP&ad=JP) に解説されています。

ファイル 33-7.jpg



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Windows 7 の令和対応は手動実行が必要

Windows 7 の令和対応は、マイクロソフトのアップデート「KB4493453 2019年4月26日 マンスリーロールアップのプレビュー」でリリースされています。
Windows 7 SP1 であれば適用できるアップデートです。
Windows 7 の更新の確認は下記の要領で行うことが出来ますので、KB4493453がインストールされているか確認してみてください。

多分KB4493453はインストールされていないと思います。

Windows Updateが自動更新になっていると(大抵は自動更新になっている)今回の令和対応もアップデートされていると思っている方が多いと思いますが、KB4493453は「オプション」扱いになっていますので、自動で更新される対象にはなっていません。
「重要」は自動更新でアップデートがインストールされますが、「オプション」は手動で更新をインストール必要があります。

□ Windows 7 の更新の確認
(1) コントロールパネルを開き、
(2) 「システムとセキュリティ」 を開く(クリック)。

ファイル 34-1.jpg

(3) 「Windows Update」 を開く(クリック)。

ファイル 34-2.jpg

(4) 「更新履歴の表示」又は「更新履歴を表示します」を開く(クリック)。

ファイル 34-3.jpg

(5) 更新履歴一覧表の名前に「2019-04 x** ベースシステム用Windows 7 向けマンスリー品質ロールアップのプレビュー(KB4493453)」があるか確認します。

ファイル 34-4.jpg

更新履歴の一覧表にあれば、令和対応のアップデートは適用済みです。

一覧表にKB4493453が載っていない場合は、令和対応されていないので、一つ手前のWindows Update画面に戻り、
(6) 「更新プログラムの確認」をクリックしてKB4493453を検出、検出した項目をクリックして開きチェックボックスにチェックを入れ更新を実行します。

ファイル 34-5.jpg

Windows Update 完了後PCを再起動すると、令和対応が有効になります。


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