パソコンのコンビニ うふい のサポートブログです。パソコン、タブレット、スマホに関するサポート話題を発信しています。困っているときはお互いさま、お役に立てれば幸いです。

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PXE-E61エラーの意外な原因

PC起動時のエラーチェックでPXE-E61エラーが発生、

 PXE-E61: Media test failure, check cable. (メディアテストに失敗しました。ケーブルをチェックしてください。)
 PXE-M0F: Exiting Intel Boot Agent. (インテルR Boot Agent を終了します。)
ファイル 67-1.jpg
このエラーについては、Intelのサポート記事があります。
Intel のサポート記事
インテルR NUC 起動時のエラー: PXE-E61: メディアテストの不合格、ケーブルの確認
https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/articles/000023015/intel-nuc.html

PXE-E61エラーについて検索すると、Intelのサポート記事もそうですが、
ネットワーク起動をしようとして、ネットワークが有効になっていないために発生するエラーで、ネットワークケーブルの接続を確認してください。
となっていて、これ以外の記事は見当たりません。

今回の事例:
(1) BIOSをチェック → ネットワーク起動にはなっていない
(2) "check cable"になっているので、接続している何かでエラーが起きていると考えるのが筋でしょう
(3) エラーは必ず起きるわけではない
(4) ケーブル接続されているのは、マウス(USB)、外付けHDD(USB)、USBハブ(USB)、テンキー(USB)、LANアダプタ(USB)
  LANアダプタやワイヤレスマウスのレシーバーにはケーブルが付いていませんが、外部に接続するので同様に扱います
(5) ノートPCなので、ディスプレイ、キーボードは内蔵、プリンタはWiFi接続
(6) 何度か起動・シャットダウンを試行する中に、エラー無く起動するもマウスが動かなくなる現象が発生
(7) マウスは今回の不具合が発生する中で、オーナーが新品に換えていたため、マウス本体のエラーとは考えにくい。
(8) マウスの接続先を内蔵USBコネクタからUSBハブに変更してみると、以後エラーの発生が無くなる
(9) PC本体のUSBコネクタ端子の接触不良がエラーの原因と特定

長年使用されたPCでは、PCの内外を問わず外部接続するコネクタには汚れや錆が発生してしまいます。
10年以上経過した今回のPCでは、抜き差しの頻度が低いUSBコネクタにおいて接点の接触不良が発生したものでした。
かつてはディスプレイケーブルやプリンタケーブルのコネクタの接触不良は珍しくなかったのですが、USB接続が一般的になり、端子接点が金メッキ処理になってからはめっきり接触不良の事例も少なくなりました。


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Windows10タスクバーの「ニュースと関心事項」表示が邪魔だと思う方は

Windows10 バージョン20H2でタスクバーに表示されるようになった新機能「ニュースと関心事項」
『必要でもないのに表示されるこの邪魔な機能』と感じられた方も多いのでは?
ニュースも天気予報も必要なら開いて見るので、押しつけがましく表示されるのははなはだ迷惑なものです。

最初は何かと思いましたが、タスクバーのショートカットメニューに追加されていることがわかりましたので、早速「非表示」にしてすっきりしました。

以下のメニュー操作で非表示にできます
(1) タスクバーの上で右クリック、
ショートカットメニューが表示されますので、
(2) [ニュースと関心事項(N)] にマウスを移動、
サブメニューが表示されますので、サブメニュー上にマウスを移動、
(3) [無効にする(o)] をクリックします。
これで表示が消えます。
ファイル 66-1.jpg

私の感想:
こういう機能は使いたい人が表示するように切り替えればいいので、デフォルトで表示になるような設定はやめてもらいたい。
ただただタスクバーを狭くして、用もないのにマウスが載るたびにひょこひょこ出てくるだけの迷惑機能。
デスクトップに表示されるガジェットよりも質が悪い。

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YouTubeをIEで開くとEdgeにリダイレクトされる

YouTubeを Internet Explorer(IE)で開くと、Edge(エッジ)が起動して開きます(Windows10の場合)。
つまり、Edgeにリダイレクトされるようになりました。
IEでYouTubeは開けなくなったため、PCにEdgeがインストールされている場合には代わりにEdgeが対応するようにMicrosoftが変更したようです。
ファイル 65-1.jpg
EdgeにはYouTubeのタブともう一つこのようなタブが表示されます。
『発信しようとしているwebサイトがInternet Explorer で動作しない』
ファイル 65-2.jpg
最初にYouTubeを開いたIEの画面にも同じ『発信しようとしているwebサイトがInternet Explorer で動作しない』の画面が表示されます。
PCにEdgeがインストールされていない場合は、IEの画面に『発信しようとしているwebサイトがInternet Explorer で動作しない』が表示されるのみで終わってしまいます
ファイル 65-3.jpg
要するにIEでは対応できないサイトが呼ばれたので、ブラウザーを新しいものに切り替えてくださいということです

上記の状態は9月15日にYouTubeを開いた際の動作ですが、YouTubeは以前から『IEでは開けなくなりますよ!』とアナウンスしていました。
6月頃には『ブラウザをアップデートしてください』の詳細で以下のようなメッセージでした。
ファイル 65-4.jpg
ファイル 65-5.jpg
3月頃には『△このブラウザのサポートはまもなく終了します。快適な視聴をお楽しみいただくためには、ブラウザをアップデートしてください。』の黄帯メッセージを表示とともに再生されていました。
ファイル 65-6.jpg
ブラウザをアップデートしてください。をクリックすると『ブラウザをアップデートしてください』
ファイル 65-7.jpg

EdgeはWindows10では標準で添付されていますが、Windows8.1,8,7用も用意されていてマイクロソフトのサイトからダウンロードしてインストールできます。
IEからでもダウンロードできますので、新しいEdgeに切り替えてYouTubeを楽しむのが良いかと思います。
『新しい Microsoft Edge をご紹介します。』
ファイル 65-8.jpg



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ペイント3Dの2Dテキストで文字が切れるのはバグ

「ペイント3D」はWindows10に付属している画像編集アプリで、「ペイント」は廃止が決まっているようなので、Windows付属の画像編集ソフトは他には見当たりませんね。
このペイント3Dの機能の一つに『2Dテキスト』という画像の上に文字を書き込む機能があります。

『3Dテキスト』という機能もありますが、平面的な文字入れには『2Dテキスト』を使うことになります。
この『2Dテキスト』の書き込み機能には「文字が切れる」、「文字が途中までしか反映されない」という情報が2018年ごろから出ています。

 ペイント3Dでテキストが途中までしか反映されない (マイクロソフトコミュニティ)
 ペイント3Dのテキストが途中で切れてしまいます(Yahoo知恵袋)

この現象、入力した文字列を確定するとその右側が方が消えてしまい画像の上に残らないという現象です。デジカメで撮影した大きい写真の上にある程度長い文字列を書き込んだりすると出ます。

この現象について検証してみました
たぶんここに書いてある結論で間違いないと思います。

1.検証には以下の幅4608ピクセル、高さ3456ピクセルの写真を使って行いました。
 Full HD(1920×1080px)の画面に最大化して表示しても、全体を表示するためには25%程度の縮小表示になるサイズです。
ファイル 64-1.jpg
 2Dテキストの文字入力範囲を分かりやすくするために赤い枠線を記入しておきました。大きさは内法で3740×2772ピクセルぐらいです。この枠線内一杯範囲に2Dテキストで文字列を記入して動作を確認します。
ファイル 64-2.jpg

2.Full HDサイズのディスプレイに最大化したウィンドウで動作を検証
 ペイント3Dの操作:[テキスト]→[T](2Dテキスト)→[130](文字サイズ)→ 文字入力領域(ボックス)を作成 → 文字列を入力。
ファイル 64-3.jpg
 テキスト入力ボックスの外側をクリックして文字列を確定すると、入力した文字列が途中で切れてしまいます。
確定された文字列の範囲を(範囲選択を使って)確認するとペイント3Dのウィンドウサイズ(1920×1040px)に近い値になっています。
ファイル 64-4.jpg

3.任意のウィンドウサイズ(1469×857ピクセル)で動作を検証
 ペイント3Dの操作:[テキスト]→[T](2Dテキスト)→[48](文字サイズ)→ 文字入力領域(ボックス)を作成 → 文字列を入力。
ファイル 64-5.jpg
 テキスト入力ボックスの外側をクリックして文字列を確定すると、やはり入力した文字列が途中で切れてしまいます。
確定された文字列の範囲を確認するとペイント3Dのウィンドウサイズ(1469×857px)に近い値になっています。
ファイル 64-6.jpg

4.検証結果から得られた結論
(1) 入力した文字列が確定されたときに写真上に写し込まれる文字列の範囲はペイント3Dのウィンドウサイズに合致している。
つまり、入力した文字列をビットマップに変換して写真データと置き換える際に、その範囲を確定するために使う範囲は写真の幅×高さ(px)でなければならないが、開いているペイント3D(ソフトウェア)のウィンドウサイズ(幅×高さ)を使っている(と思われる)ために発生する。
写真を100%で表示してその画面サイズ内に文字を入力するのであれば、ウィンドウサイズを超えることがないので不具合は発生しないが、大きな写真では表示%は必然的に小さくなる(検証例では25%で表示)ので、不具合が発生することになります。
(2) 使用するフォント、文字サイズ、色等には影響されないと思われます。
(3) ペイント3D上の写真の表示%の影響は受けないようです(何%で表示されていても発生する)。
(4) 確定される文字の範囲がウィンドウサイズになっているというのは、ソフトウェアとしてはバグ(プログラムの不具合)と見るべきものと思われます。

※ このブログが Microsoft の目にふれることがあるかは分かりませんが、このバグが解消すべくアップデートしていただきたいものです。

※ この検証作業の環境
・作業年月日 : 2020年8月24日~9月12日
・Windows version : Windows 10 version 1909 OS build 18363.1082
・ペイント3Dバージョン : 6.2004.20027.0
・使用PC : NEC, DELL, acer


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Ufuidotnet IME用地名引き辞書

住所入力を楽に行うためにIMEの郵便番号辞書を利用することがあります。
郵便番号を住所に変換してくれるので、とても助かります。

住所録を整理する場合に、郵便番号が分からなかったりすると、調べるのに結構手間取ります。
そんな場合に利用すると便利なのが『Ufuidotnet IME用地名引辞書』です。

郵便番号が分からなくても、以下の例のように

ぐんまけんみなかみまち*

と入力して変換すると、群馬県みなかみ町の住所がどんどん出てきて、単語を選ぶように選択して確定すれば入力できてしまいます。

ファイル 63-1.jpg

変換結果のコメントには郵便番号も表示されますので、不明な郵便番号の確認もできます。

詳しくは、
Ufuidotnet IME用地名引辞書


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